7月21日・22日に第4回目のコーチンングスキルアップ講座を開催いたしました。このコースは月1回、全12回のコースになっております。
第4回〜第6回は遺伝学及び脳科学の知見をベースにした「人間の習性」を知る時間となります。その中で第4回目は、「脳科学の歴史」「記憶の仕組み」「睡眠の重要性」、そして「原因と結果と縁を踏まえた上での関わり方」を考える機会として設定し、知識・意見等の共有を行いました。
受講者の皆さんは、初めて聞く言葉だったり、捉え方であったり、と多少混乱されている方もいらっしゃいましたが、皆さん、いい表情をされておりました。
次回の第5回目は、いよいよ「神経伝達物質」をメインにした、よりその人の人となり(一般的には人格)を探る話しに展開していきます。
では、下記が第4回目の受講者のFBになります。
・脳の機能を理解するのは大変だ。
・まずは、改めて脳科学はすごいなと思いました。脳を知らないと子どもたちの気持ちもわからないし、知ることで自分の状態をさらに良くできるなと思いました。また、子どもの成長のために結果の捉え方どこにアプローチしていくのかを今回学ばせていただき、僕自身もっと抽象度を上げていき、具体的な見方をしていかなければと感じました。そのために、今回学んだ脳科学や専門的知識も含め幅広くさらに勉強します。
・結果を変えるために原因を変える根本的な関わりや原因が変えられない時には間接的な関わり方、声のかけかたを試行錯誤しながらやっていきたい。動物的な反射で返事することが極力少なくなるよう、見極めながら関わり方を考えていきたいと思いました。
・効果的にパフォーマンスを向上させるためには、脳科学の知識は必須だと感じました。個人的には、最後質問させていただいた際の森先生の返答が腑に落ちて、すっきりしました。今回もありがとうございました!
・人の価値観やものの見方で捉え方は大きく異なることがわかった。原因と結果というのはセットではあるが、時間軸の考え方を変えていけば未来に対する結果、そして起こりうる障害に対する原因を考えることもできると思うし、それが準備になると思った。また、脳の状態でも大きく人間のパフォーマンスは変わってくる。言葉掛け、環境を作り、選手も自分自身も良いパフォーマンスが発揮できるように準備したいと思った。
・「バッター三振」のお題が印象的です。空振りでもバットを振らせる言葉をかける事が大切だと思いました。今打てなくても、その選手が将来打てる選手にするために、いかに指導者が言葉をかけるかが重要だと感じました。今のための今までのなのでしょうか。あと、結果に対して原因ということ、これから特に意識していきたいことでした。
・先日のセミナーも大変お世話になりありがとうございました。先ず、最初の質問がとても衝撃的な内容で、未だに事実を受け止めれない状況であります。森先生がおっしゃられたように、今回の事案はもう誰の身に起きてもおかしくない時代になったんだと私も感じます。今回のメインテーマであった、原因と結果、因果応報、未来を予測し、生徒・選手を思い描いた未来へ導けるように、今後のセミナーを通して自分軸をつくり、もっと人間の脳の勉強(人間・動物とは何ぞや)をする必要があると強く感じました。
また、日々の実践を通じて人間学を探求していきたいと考えています。よろしくお願いします。