第3回オンラインコーチングスキルアップ講座(報告)

第3回オンラインコーチングスキルアップ講座(報告)

2022年6月21日

6月16日(木)17日(金)21日(火)に第3回目のコーチングスキルアップ講座を開催いたしました。

今回のテーマは「思考が与える行動影響について」になります。

まず初めに、持ち帰り課題であった「あなたにとって生きるとは?」をそれぞれにシェアして頂いました。

「生きる」をテーマに話を進めることの利点は、必ず「未来」を向くことから始めるということです。

なぜなら、「生きる」を考えるためには、必ず「死」をイメージしなければなりません。

「死」は過去にはなく、は必ず「未来」にあるからです。

私たちは、「死に方」は選べませんが、「生き方」は選べます。

「生き方」は方法ではなく、選択なのです。

この「生き方」の向き合い方が「自分軸」形成に繋がってきます。

みなさんも、自分の「生きるとは」を問うてみてください。

結構、「ん〜」と考えるものですよ。

次に「抽象度を上げる」をテーマに話を進めさせていただきました。

何気ない日常の選択場面において、「抽象度」を上げて物事を捉えてみると、大袈裟に悩んでいたことが、大したことに感じなくなることがあります。

最後に本日のメインワークは「中谷彰宏著書の名言集」からになります。

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みなさん、各々に読まれて自分にとって刺激を受けたページをそれぞれにシェアしていただきました。

また、その発言に対して、「質問をする」というワークをしていただききました。

「人の話を聞き、そして質問する」という作業にみなさん困惑されておりました。

この1年間で、この力を身につけていきたいと思います。

下記は、セミナー後の感想です。

・いつもありがとうございます。今回は中谷先生の著書を初めて読ませていただき、改めて自分の曖昧な部分を確認できたことに嬉しさを感じております。他の皆さんと話をしていくなかで、質問をする、掘り下げることは難しいことですが、日々自分が向き合うことで抽象度を上げることを楽しみながら日々の指導に携わっていけたらと思います。

・他のメンバーの発言から、より掘り下げて考えるといいのだがと思う事はあるのだが、答えを示さずに気付きを促す質問が、上手く見つからなかった。

・抽象度を上げる、を意識することで、今までの自分が、限られた範囲の中でしか結果が出せないように感じた。その部分を考えさせられる良いきっかけとなった。自分の言葉の使い方、(適切か、相手にわかりやすいか、まとまっているか)を考えさせられ、改善しない何よりこのセミナーを受けていなければ、気づけていなかった。充実したセミナーとなっている。

・先日は、2日間に渡りお世話になり、ありがとうございました。私の一番の気づきは、『生きる』とはどういうことなのかを、皆さんと意見交流できたこと、また森先生から『5文字』で答えられるよという問いが、まさかのシンプルな答えに少しびっくりはしましたが、その通りだと思っております。私の中でこの第3回の抽象度を上げてくれた一番の気づきは『物の捉え方、考え方』で人生が大きく変わるし、今この瞬間に見えるもの感じるものも変化しています。

・白か黒かをはっきりさせようとすること、こうでなくてはならないという価値観に縛られてしまい、自らを縛ってしまっていると感じた。チャンクアップしていけば、そんなに難しい話ではないものもあるし、チャンクダウンするともっと向き合っていかないといけないものだったりと、幅が大きいことがわかった。

・セッションを通して、仲間がどんなものの見方をしているのか知り、視点が広がりました。また、抽象度を上げることで他のものの見方ができるようになることが実感できました。自分以外の人の考えが自分とどう違うのか引き出すための質問選びをもっと高められるようにしたいです。そのためにもより意識して抽象度を上げたものの見方をするよう心がけます。

・色々な先生方と同じ場所に共感できるところもあり、今まで感じたことのなかった意見を聞いて勉強になりました。今後も有意義なディスカッションができたらと思います

以上になります。

来月からは、いよいよ人間の習性についての話になります。お楽しみに。

fine lab. 代表 森 億